別途本予算で「ものづくり高度連携補助金」(通称)が予定されており、複数の事業者が連携して申請する場合は、そちらの補助金を狙うこととなります。
2021年も、通年で募集が行われること、あらゆる手続きが電子化されることなど、重要点がありますが、骨子は次の通りです。
ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(補助上限:1,000万円)
革新的サービスの開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うために要した設備投資費用等の2分の1(小規模事業者は3分の2)について、補助金を受けることができます。
公募時期:通年募集で、締め切りが年5回程度設定される予定です。
第5次…2021年2月22日締切。第6次…5月13日締切。第7次…8月17日締切。
(第〇次は、2020年度から3年間の通し番号です)
補助額:支出額の2分の1(補助額100〜1,000万円)
小規模事業者※は、支出額の3分の2
※常勤従業者数が、製造業等は20人以下、卸・小売業、サービス業は5人以下。
低感染リスク型は、支出額の3分の2。
補助対象経費:機械装置費、システム構築費、技術導入費、クラウド利用費など
対象企業:全業種(医療法人は対象外)
採択のポイント:革新性
補助対象事業の要件:以下の要件を全て満たす3〜5年の事業計画を策定し、従業員に表明していること。
@事業計画期間において、給与支給総額を年率平均1.5%以上増加
A事業計画期間において、事業場内最低賃金を地域別最低賃金+30円の水準にする
B事業計画期間において、事業者全体の付加価値額を年率3%以上増加
加点項目:
@「経営革新計画」の承認を受けている、または申請中(第7次以降は申請中はダメ)
A小規模事業者、または創業・第二創業後5年以内の事業者
B「事業持続力強化計画」の承認を受けている、または申請中(第7次以降は申請中はダメ)
C事業計画期間において、給与支給総額を年率平均2%又は3%以上増加させ、かつ事業場内最低賃金を地域別最低賃金+60円又は+90円以上の水準にする
D被用者保険の適用拡大の対象となる企業・事業者が、制度改革に先立ち任意適用に取り組む
【留意事項】
申請方法が全て電子申請となり、GビズIDプライムアカウントの取得が必要となりました。
このアカウントの取得は、自らの会社(事業者)で行わねばなりません。申請から承認まで2週間程度かかるとのことですので、次のサイトからできるだけ早く申請してください。
https://gbiz-id.go.jp/top/index.html
公募要領はこちらからご覧ください。
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