2019年ラグビーワールドカップ日本大会開催まであと2年。2年前キャンペーンのイベントが各地で開催され始めた。
2年前イベント
優勝トロフィーであるエリスカップが、日本全国をツアーする。オリンピックの聖火が大会前に世界を回るのと同じようなもので、エリスカップが大会スポンサーの一つランドローバー社のクルーザーに乗って日本各地を回る。
ラグビーワールドカップは、サッカーワールドカップと夏季オリンピックに続いて、世界三大集客力のあるスポーツイベントだという。
そのことを私も4年前まで知らなかった。
日本のラグビーは、1970〜1990年代にかけて大学ラグビーを中心に人気があり、国立競技場に5万人からの観客を集めることもあったが、2000年に入ってからはあまり人気がない。
昨年の日本代表のウェールズ遠征の際に、ウェールズ代表の聖地カーディフのミレニアムスタジアムで、試合前の国歌斉唱の際、プロップの畠山が号泣しているのがTVカメラに写っていた。
ラグビー発祥の英国でテストマッチを行うことに対する感激はもちろんあったのだろうが、会場に詰めかけた7万人を超える熱狂的な観衆の醸し出す雰囲気に感極まったということでもあると思う。
2015年のワールドカップの際、英国のウェンブリースタジアムで、ニュージーランド対アルゼンチン戦を見る機会を得たが、8万人の熱狂的な観衆のどよめきに驚いた。
2019年ラグビーワールドカップ日本大会でもその興奮を味わいたいが、観客は入るのか?、その逆に人気カードのチケットは取れるのか?、観客のラグビーに対する情熱は?、など不安も多い。
日本ラグビーの人気を盛り上げるための施策の一環として、トップリーグでは「トップリーグの逆襲」という自虐的なCMを始めた。
ユーチューブで見れるのでご覧あれ。
トップリーグの逆襲
ほのぼの感はあるが、かっこよくない。
日本のトップリーグは、一流の企業のチームが多い。それぞれの企業が知恵を絞って、もう少しかっこ良いラグビーを使ったCMを作って欲しいなと思う。
2015年ワールドカップの時の企業広告の内、かっこいいのを二つ紹介したい。
一つ目は、英国王室御用達のアパレルメーカーの一つBarbourとランドローバーのロゴ入りラグビーボール。ロンドンの洋品店のウィンドウの飾りつけに使われていたもの。
二つ目は、日本代表が南アに勝ったブライトンの地で見かけたコカコーラの広告。コカコーラの瓶がラインアウトでジャンプするフォワードの選手を模している。
ところで、4年前、ラグビーワールドカップイングランド大会のチケットを入手するのに苦労した。
公式サイトの最初の売り出しでは、4人が4枚のチケットを2試合分エントリーした(合計32枚)が、全て抽選ではずれた。
最終的には、3倍位の価格でJTBから購入することとなったが・・・
2019年ワールドカップ日本大会のチケットの売り出しも、もうすぐ始まる。
「ラグビーワールドカップ2019日本大会公式サポーターズクラブ」の無料メルマガに登録しておくと、チケット情報が早くもらえると言う。まだの方は、会員になって準備を始めることをお勧めする。
公式サポーターズクラブ
次の日本代表(男子)の試合
10/28(土) 対 世界選抜 @福岡 レベルファイブスタジアム
11/ 4(土) 対 オーストラリア代表 @横浜 日産スタジアム
11/25(土) 対 フランス代表 @フランス
楕円球 〜日々思う〜 バックナンバー(ラグビー狂の筆者が、ラグビー日本代表へのエールを通じて、ラグビーの魅力を語ります)
ラグビーワールドカップ2019日本大会の公式ホームページ
日本ラグビーフットボール協会 公式ホームページ